言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツの憲法判例の研究

ドイツ憲法判例研究会編『ドイツの憲法判例供並2版)』信山社、2006年 などで、ドイツの憲法判例を研究していきたいと思います。 特別にドイツが好きということで研究をしているわけではないのですが、行き掛かり上、なぜかドイツの憲法判例や憲法に関する学…

「『私人間効力』を論ずることの意義」についての最新文献

昨年11月に制作を終えた私の稚拙な論文においては、結論部で「私人間効力」を論じて論文を終えることを当初は考えていました。しかしながら、結果的には「奉仕する自由」論、米国のステイトアクション論、ドイツの基本権保護義務論の三位一体型論述により…

ドイツの「奉仕する自由」論

私の論文では、駒村圭吾先生の『ジャーナリズムの法理』をベースに、「多様な情報の流通という公益に奉仕する自由」論をとりあげさせていただきました。 ドイツには、「奉仕する自由」論が存在します。この件については、 鈴木秀美先生の『放送の自由』信山…

ドイツ国法学の研究と並行して、米国ステイト・アクション法理&デュー・プロセスの研究

E・W・ベッケンフェルデ先生の文献のうち、以下の翻訳文献も研究しはじめています。 E・W・ベッケンフェルデ(小山剛訳)「基本権理論と基本権解釈」ベッケンフェルデ(初宿正典訳)『現代国家と憲法・自由・民主制』風行社、1999年。 E・W・ベッケンフェル…

世の中が荒れてきましたね・・・

本日も幸いなことに教会に集い、牧師先生からのメッセージなどを通じてさまざまなことを学び、自省することができました。特に、先生から次のようなことを教えていただきました。 人間は、努力に努力を重ね、はいつくばって頑張ることで、それなりの実を得る…

ベッケンフェルデによる峻別思考の基本権理論

C・シュミットの基本権論の研究と並行して、E・W・ベッケンフェルデの自由主義的基本権理論についても研究をはじめました。 ベッケンフェルデの基本権理論とは、「基本権の一般的性格、規範的目的方向、内容上の射程に関する、体系的に整序された見解」(注…

「カール・シュミットの」ではなく、「カール・シュミット流の」制度的保障論

昨年11月に制作しました「インターネット検索事業者による『検閲』と表現の自由」という論文で取り上げた問題に関して、具体的な立法政策を検討し憲法価値を実現する研究をするために、小山剛先生の文献『基本権の内容形成-立法による憲法価値の実現』を…

『自由と特権の距離――カール・シュミット「制度体保障」論・再考』など

石川健治先生の有名な文献について、研究を開始しようと思います。 『自由と特権の距離――カール・シュミット「制度体保障」論・再考〔増補版〕』(日本評論社、2007年) 先日このブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kmdbn347/37237989.html にて、基本権理解に…

基本権理解における「峻別思考」と「非分別思考」

今夜は、基本権理解における「峻別思考」と「非分別思考」について研究していました。 ●峻別思考:「自由権と法律・法制度とを対立的に、あるいは異質のものとして捉える」(注1)見解。 ●非分別思考:「国家が制定する法律は、それが適切な内容である限り…

「People who gossip to you will also gossip about you」

今日は、午後から夕方まで不動産に関する法律等の講習会でしたが、早速先日購入した『法学六法’09』が役立ちました。コンパクトなサイズで、薄いので、持ち運びがとても便利です。 休憩時間や帰宅してからの時間を活用して、小山先生や駒村圭吾先生、長谷…

「基本権の内容形成ー立法による憲法価値の実現」について本格的に研究スタート

昨年11月に制作し終えた論文では、残念ながら力及ばず論述することができなかった「立法による憲法価値の実現」について、とりあえず第一歩を踏み出し始めました。 果たして、今後も私自身がこの研究テーマに携わるべきなのかどうかは分かりませんが、この…

『基本権の内容形成-立法による憲法価値の実現』が宝物になりました

決して無事ではなかったのですが、とりあえず卒業面接諮問が終わりました。 ご多忙の中、卒論制作の上で貴重なご助言等を賜った先生の他、もうお一人の先生からも今後研究する上での貴重なご質問等を賜り、本当に感謝いたします。 現在の率直な気持ちとして…

久しぶりに論文を最初から読み返しました

昨年11月に制作し終えた論文を昨夜再び読み返すと、特に、ステイト・アクションの法理に関する論述において、合衆国憲法修正14条(デュー・プロセス条項)での判例や論争を基にした規範の定立とあてはめが弱かったと実感しました。 もちろん、それ以外に…

「貪欲」について、「信仰を持つということと、欲求」について

昨日からは、論文で取り上げた課題について、求められる立法政策について研究を開始しています。その上では、まず 小山剛先生の『基本権の内容形成』(尚学社、2004年)の復習の他に、 駒村圭吾先生の『ジャーナリズムの法理-表現の自由の公共的使用』(嵯…

基本権保護義務論における「過少保護禁止」の法的構造と統制密度

小山剛先生の『基本権保護の法理』(成文堂、1998年)90頁以下をもとに、先日は、過剰侵害禁止の三原則についてまとめました。 1.適合性の原則 侵害による基本権の制限は、被侵害者の基本権法益にとって適合的でなければならないものの、それに先行して、…

「海図にない海洋」(uncharted sea)

本日もありがたいことに教会に集うことができ、しかも、牧師先生のメッセージなどを通じて、生きていくための大切なことを学ぶことができました。一ヶ月前倒しで急遽聖歌隊として賛美する日でしたので、私自身の練習不足は否定できませんでしたが、賛美する…

過剰侵害禁止の内実

では、今夜もいよいよ基本権保護義務論の研究の一環で、法的三極関係における「過剰侵害禁止」の内実についてまとめていきたいと思います。小山剛先生の『基本権保護の法理』(成文堂、1998年)では、90頁以下に記載されています。 大きくわけて、三原則が存…

基本権保護義務の「裁判的統制」を形成する二つの要素

今朝は、小山剛先生の『基本権保護の法理』(成文堂、1998年)、特に、84頁からの基本権保護義務の「裁判的統制」を形成する二つの要素についてまとめていきたいと思います。 事例として、第二次堕胎判決(1993年5月28日)と、オゾン決定(連邦憲法裁判所第一…

基本権保護義務における「過剰侵害禁止」の内実

過剰侵害禁止は、必要限度を超えた基本権の侵害を禁止する原則ですが、この「必要な限度の踰越は、いかなる相関関係の中で判断されるのであろうか」(小山剛『基本権保護の法理』成文堂、1998年、91頁)という問題について検討しています。 論文を通じた研究…

タラント(古代ヘブライの貨幣単位)→タレント

今日も教会に集い、牧師先生のメッセージなどを通じてさまざまなことを学ぶことができました。 私にとって教会に集うことは、過去一週間の自己中心的な言動を悔い改め、この一週間をできる限り神様に喜んでいただけるようなことができるような、軌道修正とパ…