昨年１１月に制作し終えた論文では、残念ながら力及ばず論述することができなかった「立法による憲法価値の実現」について、とりあえず第一歩を踏み出し始めました。
果たして、今後も私自身がこの研究テーマに携わるべきなのかどうかは分かりませんが、この研究に対する道がシャットダウンされるまでは、できる範囲で毎日研究活動を継続してみたいと思います。
私にとって今後こうした研究をするべきではないのであれば、近日中にそういった導きがあると思いますので、深刻に考えずに、まずは前進していきます。
論文制作の段階から、小山剛先生の著書『基本権の内容形成ー立法による憲法価値の実現』（尚学社、2004年）は研究対象となっていましたが、深層にまで切れ込んでいたとは言いがたく、
・ゲラーマン(Mertin Gellermann)
http://www.m-gellermann.de/index1.html
・ペーター・ヘーベルレ（Peter Haberle）
・エルンスト＝ヴォルフガング・ベッケンフェルデ(Ernst-Wolfgang B??ckenf??rde)
など代表的な先生による「基本権の内容形成」についての詳細の研究には着手できませんでした。
おそらく避けて通れないのは、原文（ドイツ語）の文献だと思われますが、今夜時点では先を急がず、自分の実力に背伸びすることなく、小山先生の当該文献をしっかりと研究することに努めていきたいと思います。その過程において、私自身に関する今後の法律研究についてのヴィジョンが明確になってくるものと想定します。
●サンタクララバレー中尾牧師先生の最新メッセージ：「ネヘミヤのヴィジョン」
http://penguinclub.net/nakao/sermons/nehemiah/nehemiah1-1.html
から、二箇所引用させていただきます。
「私たちがヴィジョンを求めるときには、自分の願いを神に押し付けるのでなく、神が私たちに何を願っておられるかを謙虚に尋ね求める必要があります。」
「そのヴィジョンは神秘的な形で与えられることもあるでしょうが、多くの場合は、私たちが愛をもって他の人々に関心を抱くことから、人々の必要を知ることから始まります。目を開いて現状を見ましょう。」
”Blessed is he who comes in the name of the LORD.
From the house of the LORD we bless you.” (Psalm 118:26)
主の御名によって来る人に、祝福があるように。
私たちは主の家から、あなたがたを祝福した。（詩篇118:26）
