決して無事ではなかったのですが、とりあえず卒業面接諮問が終わりました。
ご多忙の中、卒論制作の上で貴重なご助言等を賜った先生の他、もうお一人の先生からも今後研究する上での貴重なご質問等を賜り、本当に感謝いたします。
現在の率直な気持ちとしては、「やっと終わった・・・」という達成感よりも、
「論文を通じて考察した法的論点について、論理的に先生方に述べることが十分でなかった無力さ」
を実感しているとともに、
「今後どのような立法により、論文で考察し結論として導き出した憲法価値を実現するか」
についての思いが強くなっています。
私にとって、小山剛先生の『基本権の内容形成-立法による憲法価値の実現』は宝物になりました。余談ですが、真っ白いカバーに先生のお名前とドイツ語による文献名がきれいな水色で書かれているのがステキだなと思っています。
さらに、おくればせながら、小山先生の他、慶應大学の池田先生や安冨先生、宮島先生など、各法律分野における慶應大学の代表的な先生方により編集された『法学六法’09』(信山社、2008年)を購入しましたので、できる限り持ち歩きたいと思います。
それと、昨日は、現代中国論のレポートが帰還してきました。これで、提出したレポートは全て結果が出ました。ちなみに結果はBでして、結論部分が強引であったとの指摘がありました。この悪癖は、債権各論レポや卒論のステイト・アクション法理などでも発生しているため、今後の大きな課題となっています。今の私の実力はこの程度ですからいたし方ありませんが、今後日々法的な論述思考を磨いていければ幸いです。
教会では、聖歌隊の皆様に守られながら、来月は新たな分野にチャレンジさせていただくことになりました。教会の皆様の温かさには、頭が下がります。わけあって、一人居残りレッスンをさせていただく機会が与えられましたが、なんとも一人では心細かったのですが、後ろを振り返りますと、聖歌隊の他のメンバーの方々が一緒に歌ってくださっているではないですか!・・・それと、私のような者のためにお時間を作ってくださった姉妹には、いつも感謝しています。本番では姉妹の指揮が私の命綱になっていて、歌っている時は、おそらく楽譜をみているよりも指揮をみている方が圧倒的に多いと思います。
全ての導きに感謝し、今後の道も主に委ねることができるよう祈ります。Praise the Lord !
”hallowed be your name”(Matthew 6:9)
「御名があがめられますように。」(マタイ6:9)