基本権の内容形成
Amazon.co.jp に、小山先生の文献についてのレビューを記載しておきました。本日付けで掲載されました。 本当はもっといろいろと書きたいこと(ご紹介したいこと)があるのですが、それは当該文献を手にとって読んだ時のお楽しみということで・・・ 今夜は、…
ドイツ憲法判例研究会編『ドイツの憲法判例供並2版)』信山社、2006年 などで、ドイツの憲法判例を研究していきたいと思います。 特別にドイツが好きということで研究をしているわけではないのですが、行き掛かり上、なぜかドイツの憲法判例や憲法に関する学…
E・W・ベッケンフェルデ先生の文献のうち、以下の翻訳文献も研究しはじめています。 E・W・ベッケンフェルデ(小山剛訳)「基本権理論と基本権解釈」ベッケンフェルデ(初宿正典訳)『現代国家と憲法・自由・民主制』風行社、1999年。 E・W・ベッケンフェル…
C・シュミットの基本権論の研究と並行して、E・W・ベッケンフェルデの自由主義的基本権理論についても研究をはじめました。 ベッケンフェルデの基本権理論とは、「基本権の一般的性格、規範的目的方向、内容上の射程に関する、体系的に整序された見解」(注…
昨年11月に制作しました「インターネット検索事業者による『検閲』と表現の自由」という論文で取り上げた問題に関して、具体的な立法政策を検討し憲法価値を実現する研究をするために、小山剛先生の文献『基本権の内容形成-立法による憲法価値の実現』を…
石川健治先生の有名な文献について、研究を開始しようと思います。 『自由と特権の距離――カール・シュミット「制度体保障」論・再考〔増補版〕』(日本評論社、2007年) 先日このブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kmdbn347/37237989.html にて、基本権理解に…
今夜は、基本権理解における「峻別思考」と「非分別思考」について研究していました。 ●峻別思考:「自由権と法律・法制度とを対立的に、あるいは異質のものとして捉える」(注1)見解。 ●非分別思考:「国家が制定する法律は、それが適切な内容である限り…
昨年11月に制作し終えた論文では、残念ながら力及ばず論述することができなかった「立法による憲法価値の実現」について、とりあえず第一歩を踏み出し始めました。 果たして、今後も私自身がこの研究テーマに携わるべきなのかどうかは分かりませんが、この…