石川健治先生の有名な文献について、研究を開始しようと思います。
『自由と特権の距離――カール・シュミット「制度体保障」論・再考〔増補版〕』(日本評論社、2007年)
先日このブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kmdbn347/37237989.html
にて、基本権理解における「峻別思考」と「非分別思考」について研究する上では、
(1)「シュミット流」の制度的保障論
(2)ベッケンフェルデの文献
(3)ヘーベルレ説
を調査・研究する必要があると書きました。
早速(1)については、前掲の石川健治先生の文献からはじめます。
さらに、カール・シュミット(尾吹善人訳)『憲法理論』(創文社、1972年)もスタンバイしましたので、小山剛先生が論述しておられる内容について少しでも理解を進めることができるよう、着実に研究活動を続けていきたいと思います。
なお(2)については、以下の文献を研究していく予定です。
E・W・ベッケンフェルデ(初宿正典訳)『現代国家と憲法・自由・民主制』(風行社、1999年)
いずれの文献も難解であると思われます。しかし、そういった文献にトライしないことには、いつまでたっても浅学の身のままですから、一皮むけるためにも、ここは難解な文献だからといってあきらめずに研究をがんばってみたいと思います。
"Ask and it will be given to you; seek and you will find; knock and the door will be opened to you.”
(Matthew 7:7)
求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
(マタイ 7章 7節)