言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

判例

グーグルに「検索結果の削除」命令 国内初か、東京地裁

卒論の続きを書きたくなります。 ●グーグルに「検索結果の削除」命令 国内初か、東京地裁 http://www.asahi.com/articles/ASGB96DSDGB9UHBI021.html グーグル社がこのまま黙っているとは思われません。 今後の動向をウォッチしたいと思います。 ”See that yo…

最高裁初判断?支店名を具体的に特定しない銀行預金の差押は不適法

9月20日に、支店名を具体的に特定しない銀行預金の差押は不適法であると最高裁で判決が出ました。 高裁では適法であるとしていたことに関する、最高裁の初判断だと思われます。 以下、裁判所のホームページからの引用です。 ●債権差押命令申立て却下決定…

欠陥住宅の賠償責任に関する注目の最高裁判決

昨日7月21日に、欠陥住宅の賠償責任に関する最高裁判決が出ました。 ●事件番号:平成21(受)1019 http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81511&hanreiKbn=02 「現実に危険が生じている欠陥だけでなく、放置すればいずれは生命、身体や財産に危…

君が代訴訟 原告の敗訴が確定

ここのところ、立て続けに同様の判決が出ていますね。 ●君が代訴訟 原告の敗訴が確定 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110715/t10014220831000.html 「思想や良心の自由を間接的に制約する行為だが、教育上の行事にふさわしい秩序の確保を目的としたもの…

インターネットの個人利用者による表現行為に係わる最高裁初判断

インターネット上での表現の自由について、極めて重要な判例が出ましたね。 ●平成22年3月15日最高裁判所第一小法廷 http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=38704&hanreiKbn=01 ●全文 http://www.cour…

国家の保護義務と子どもの積極的な権利について:DeShaney判決

DESHANEY v. WINNEBAGO CTY. SOC. SERVS. DEPT., 489 U.S. 189 (1989) http://caselaw.lp.findlaw.com/scripts/getcase.pl?court=US&vol=489&invol=189 は、国家Sが、医療ネグレクトといえる私人P1(父親)による侵害から、私人P2(虐待を受ける子ども)を保…

1999年の米国連邦最高裁によるオルムステッド判決とは・・・その3

合衆国最高裁判所におけるオルムステッド判決:OLMSTEAD V. L. C. (98-536) 527 U.S. 581 (1999) http://straylight.law.cornell.edu/supct/html/98-536.ZS.html に関して、GINSBURG 裁判官による以下のopinionが、本判決を集約していると思われます。 「und…

1999年の米国連邦最高裁によるオルムステッド判決とは・・・その2

オルムステッド判決とは、どのような内容だったのでしょうか? OLMSTEAD V. L. C. (98-536) 527 U.S. 581 (1999) http://straylight.law.cornell.edu/supct/html/98-536.ZS.html を研究する上で、まずは、Americans with Disabilities Act of 1990 (ADA)が制…

1999年の米国連邦最高裁によるオルムステッド判決とは・・・その1

障害者職業総合センターによる「2007カスタマイズ就業の米国での実証事業」レポート24-25頁には http://www.nivr.jeed.or.jp/download/houkoku/houkoku80_03.pdf 「米国においては、既に20 世紀末に、障害のある人の就業支援について、専門の職業リハビリテ…

不法行為による損害賠償請求権の期間の制限(民法724条)後段に関する画期的な判決(本日4月28日付)

長年にわたり除斥期間説と時効説での争いがあった民法724条後段(注1)についての、被害者側を救済する画期的な判決が本日出ました。 しかも、大きな問題となっていた平成元年判決(注2)についても、「変更されるべきである。」とまで示されました。 ※…

グーグル「ストリートビュー」のプライバシー侵害問題に関する米国判例についての考察 その3

グーグルによる「ストリートビュー」の米国でのプライバシー侵害等事件について考察する上で、公共空間におけるプライバシーの権利の射程を検討してみたいと思います。 その上では、以前このブログで記載したした駒村圭吾先生の文献 http://blogs.yahoo.co.j…

グーグル「ストリートビュー」のプライバシー侵害問題に関する米国判例についての考察 その2

昨日に引き続き、Boring夫妻が敗訴したグーグルストリートビュー事件について考察を続けたいと思います。 ・通常の裸眼では実現困難な「視線」を実現する撮影装置 ・一般公衆において「入手不可能」、かつ、「広く利用されていない」撮影装置 を車の上部に搭…

グーグル「ストリートビュー」のプライバシー侵害問題に関する米国判例についての考察

シュミット研究などドイツ公法についての研究が終わったわけではなく、引き続きベッケンフェルデについて研究を開始しますが、並行して現実的な問題についても考察していきたいと思います。 日本でもそれなりに大きな社会問題となりつつある、グーグル社によ…

ネット規制に関する米国最高裁の判例

●インターネット検索事業者の表現の自由:グーグル・セーフサーチの考察 http://blogs.yahoo.co.jp/kmdbn347/34925021.html で記載した件や、わが国の青少年ネット規制法に大きく関係すると思われる米国最高裁判例が先日出ました。 Supreme Court deals deat…

過払い金返還訴訟における新しい判例-消滅時効の起算点

昨日1月22日、最高裁において、不当利得返還請求事件、わかりやすく言えば「過払い金の返還請求」における消滅時効の起算点に関する新しい判例が示されました。 「継続的な金銭消費貸借取引に関する基本契約が,利息制限法所定の制限を超える利息の弁済に…

「検閲」に関する判例等の勉強

今夜はなにやら蒸し暑いですね・・・。「検閲」の視点から問題視されている判例と議員立法について研究していました。英語耳トレーニングも、少しずつですが継続中です。 「船橋市西図書館蔵書破棄事件」 http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id…

法人税法違反,証拠隠滅教唆被告事件:最高裁判例より

「将来」にむけて少しずつ判例知識を蓄えておくのもよいかと思い、過去一ヶ月以内の最高裁判例を閲覧していました。最新の判例は、 平成18年11月21日付け 「平成17(あ)302 法人税法違反,証拠隠滅教唆被告事件」 あってはいけない事件ですが、よく耳にする事…