ここのところ、立て続けに同様の判決が出ていますね。
●君が代訴訟 原告の敗訴が確定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110715/t10014220831000.html
「思想や良心の自由を間接的に制約する行為だが、教育上の行事にふさわしい秩序の確保を目的としたもので、憲法には違反しない」
裁判官全員の一致した意見ではないものの、最高裁の判例は重く受け止める必要がありますね。
あくまで個人的な意見ですが、昨今はどことなく個人の権利の主張が優先・優遇されていたように思います。
単なる一訴訟に限らず、そういった時代の風潮に一石を投じる判例ではないかと感じました。
個人の思想・良心と現実との間で板ばさみになることがあるということについて、私も多少は理解を示す部分もあります。
しかしながら、「教職員」また「公務員」とは一体どういった存在であるべきかについては、改めて重く受け止める必要があるかもしれません。
"Whoever can be trusted with very little can also be trusted with much,
and whoever is dishonest with very little will also be dishonest with much.”
(Luke 16:10)
「小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、
小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。」
(ルカ16:10)