言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

『受けるよりは与える方が幸いである』

 Google社についての研究を日々継続しています。

 東京大学の奥平康弘名誉教授(憲法・言論法)は、グーグルという私企業が情報を選別していることにもっと気を止めるべきだと指摘する。

 「マスメディアは第四の権力ともいわれるが、グーグルという企業は、これまでの権力概念では捉えきれないような存在だ。現代の表現の自由の問題は、こうした権力的な私的機関に反市民的、反社会的な行為があった場合、国家がもう少し大胆に前にでていくべきかどうかが問われており、グーグルによって表現の自由がうまく機能しているのかを見極めることが重要だ。グーグルによる情報の選別が、何によって支えられているのか、今後の憲法学が切り込むべきテーマだろう」』


 (『グーグル革命』NHK取材班、2007年 232頁より)

 アメリカ政府は2005年にアクションを起こし始めているようですが、日本ではまだなのでしょうね。かなり難しそうな憲法学上の課題のように思いますが、とても興味のある内容です。Google社絡みの訴訟は欧米中心ですから、英米法からの切り口でまず研究します。並行して日本国憲法を深く勉強しつつ、そちらの切り口もあわせた双方からこの課題を研究していきたいと思います。

 あわせて、オーストラリアでは注目の訴訟がおきているようですから、そちらも研究対象としていきます。

●オーストラリアの規制当局、Google相手に訴訟
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/14/news010.html

 Google社についての法的諸問題については、いろいろと問題が複雑、かつ多岐にわたっているように思います。ですから、日本の憲法学上の課題として絞っていくのか、英米法上の課題として絞るのか、あるいはその他なのか、近い将来決断する必要がでてくるとは思います。今は研究をはじめたばかりですから、もう少々あちこち横道にそれながら楽しんで研究を続けたいと思います。


 余談ですが、メディアによく登場しているようであるマリッサ・メイヤーさん一人をとっても、すごい人ですよね。スタンフォード大学でコンピュータ・サイエンスの修士号を取得(専攻:人工知能)したメイヤーさんは、午前9時に出社し、夜中の0時まで社内で仕事を続け、午前3時に就寝する毎日を送っているとのこと。メイヤーさんに限らず法務部にもこういう秀逸な社員さんがたくさんいるのでしょう。すごいですよねー。

マリッサ・メイヤーさん(Google社ホームページより)
http://www.google.co.jp/corporate/execs.html#marissa

 ちなみにGoogle社の中で私が唯一直接お会いしたことがあるのは、日本法人の村上社長さんしかいませんが、なんか懐かしい・・・informix社の日本法人の社長さんだったんですが、いやーGoogle社日本法人の社長になるとは・・・informixさん・・・今はIBMさんの傘下だと思いますが、当時informixさんの米国本社まで連れていっていただきました。いやー懐かしい。

 サンダルに短パンのマイケル・ストーンブレーカー(Michael Stonebraker)さんとお会いできたのは、まあエンジニア時代の私のささやかな思い出の一つです(当時nformix社のCTOだったと思います)。

●マイケル・ストーンブレーカーさん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC

 
 昨日は、その他としてヨーロッパ中世政治思想史と、放送英語リーディング&ライティング最新版を勉強していました。

 日曜日は川端牧師先生の礼拝メッセージをネットで聴きました。子供がむじゃきに友達や親に対して「これあげる~」といって、他人に与えることを幸せに思う姿から、今の自分を見つめなおしてはどうでしょうか・・・というような内容に思えました。

●「十戒 盗むな、与えよ」(川端牧師先生の礼拝メッセージより)
http://www.glorychrist.com/modules/mylinks/singlelink.php?cid=1&lid=135
 

 "It is more blessed to give than to receive."(Acts 20:35)

『受けるよりは与える方が幸いである』