約一ヶ月前に、『グーグル革命の衝撃』（NHK出版、2007年）の一部を、私の卒業論文へ転載させていただくお願いをNHK出版様へしていました。こちらの不手際があったにもかかわらず、ご担当の方がとてもご丁寧に対応してくださり、著作権者様およびNHK出版様より転載の許可をいただきました。感謝いたします！
●本書紹介ページ（アマゾンさん）
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E9%9D%A9%E5%91%BD%E3%81%AE%E8%A1%9D%E6%92%83-NHK%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-NHK%E5%8F%96%E6%9D%90%E7%8F%AD/dp/4140811927
●本書のTV版
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070121.html
さすがNHKさん！と感銘を覚えた本でした。エンジニアだけでなく、法律家、ジャーナリストにとってもこの本は有意義だと思います。
この本で東京大学の奥平名誉教授と、同じく東大の小宮山総長が警笛を鳴らしておられた事に知的興奮を覚えた事もあり、個人的に「表現の自由」「憲法の私人間効力（ステイト・アクションの法理）」についてこれまで研究してきました。
次のステップとしては「ジャーナリズムの法理」についても研究しなければならないと思っています。そこで最近は、慶應大学の憲法専門の駒村先生（小林節先生のお弟子さんにあたるようですね）がお書きになった『ジャーナリズムの法理―表現の自由の公共的使用』も読んでいます。ところで駒村先生は春から海外とか・・・どこかのウェブページで見かけましたが・・・。
●ジャーナリズムの法理―表現の自由の公共的使用（アマゾンさん）
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%B3%95%E7%90%86%E2%80%95%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AE%E5%85%AC%E5%85%B1%E7%9A%84%E4%BD%BF%E7%94%A8-%E9%A7%92%E6%9D%91-%E5%9C%AD%E5%90%BE/dp/4782303408/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1199977877&sr=1-1
今月は科目試験があるので卒論研究にどれだけ時間が取れるかわかりませんが、せっかくNHK出版様の転載許可もいただけたので、できる限りがんばって研究を続けたいと思います。
礼儀として、卒論完成前に転載部分の内容および転載条件に合致しているかどうか確認していただくために、稚拙ではありますが私の卒論ドラフト一部をいずれNHK出版様にご提出したいと思います。
そのためにも「エンジニア」兼「慶應義塾大学の法学部生」兼「社会人」として、最低限恥ずかしくない論文に仕上げないといけませんね。科目試験で一単位の積み重ねをしつつ、論文についてもまだまだ一歩一歩研究を続けていく必要があります。
”Live in harmony with one another. Do not be proud, but be willing to associate with people of low position.
Do not be conceited.” (Romans 12:16)
「互いに一つ心になり、高ぶった思いを持たず、かえって身分の低い者に順応しなさい。
自分こそ知者だなどと思ってはいけません。」
