言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

初回卒論指導エントリー用レポート

 朝日を浴びながら、自宅より東葛テクノプラザ内の柏事務所に出勤。東葛テクノプラザ入居企業はハイテクベンチャー企業が少なからず入居していますので、深夜でも早朝でも電気がついていることが多いです。

 初回卒論指導エントリーを本日してきます。職場の社長はじめ周囲の方々の懐の深さに感謝しつつ、そういった方々に将来お役に立てるよう、着実にがんばっていきたいと思います。

 論文名や内容は、1年後にみた場合にお笑い、非難用の良い材料になると思います(笑)。ですが、一番最初に書いた内容が、きっと自分の素直な気持ちを表現しているかと思いましたので、記録としてとどめておきたいと思います。

 なおレポートにも記載した仕事で実績を出した結果、私には「高慢」という二文字が生まれました。その結果、その後大変な道を歩むことになったのでよい人生勉強となりました。

 アメリカの教会の大谷牧師センセイの最新メッセージにも三つの誘惑(自我の欲、優越感、独善)についてお書きになっておられます。

●大谷牧師先生の最新メッセージ
http://www.gvbc.info/pastor/pastor-aug2007-01.html

 ちなみにこの仕事を通じて、妻と出会うことができたのは私にとって最大の宝となりました。私のような人間についてきてくれるんですから、ありがたいっ!しかしよく妻からは「あなたについていけるのは私しかいない!」とぶーぶーいわれるのですが(笑)。

=====================
●論文名:「巨大化する『グーグル社提供サービス』の法的諸問題」

●内容
 ロス・アンゼルス駐在時の2001年、知人が「グーグル」というネット検索サイトを使用しているのを目撃したのがグーグル社との最初の出会いである。当時よりネット検索といえばヤフー社がグローバル市場で有名であったが、日本を含めグローバル市場において「グーグル」というほとんど無名の企業が、まさかネット検索の世界でヤフーを脅かす存在になるとは想像しなかった。グーグル社はネット検索サービスに留まらず、デジタル・フォレンジックプライバシー権に影響を及ぼすと思われるグローバル規模での無料グーグルデータベースサービスや無料携帯電話の提供を準備しており、また「グーグル八分」と呼ばれる程表現の自由生存権にまで多大な影響力を持ち始めている。私は1997年に某大手家電量販店様向けネット通販システムの開発業務担当リーダーとなり、「二度とネットシステム開発をしたくないと思える程」その後数年間にわたり私の気力・体力・財力のほぼ全てを投入し当システムを立ち上げた。幸いなことに開発を担当したネット通販事業は現在数百億円の売り上げを実現(業界第一位)している。もちろん私一人の力ではないのは当然であるが、単独の純国産企業が運営するネット通販事業としては、グローバルなネット市場で先行する米国企業に引けを取らない売上高を実現し、かつ日本にネット通販事業を根付かせることに多少なりともお役にたてたことは万感の極みである。それとともに人生最高の思い出を得る事ができた日本のネット業界に恩義も感じ、心より感謝している。ついてはその恩をお返しする意味でも、いまや「グーグル革命」とも呼ばれるほど巨大な影響力を持つグーグル社をネット技術の視点からではなく法学面から研究し、その結果を日本企業にフィードバックすることで、日本企業の国際競争力向上に微力ながら貢献したいと思い本研究テーマを選択した。
 アプローチの仕方としては、グーグル社の素晴らしさに最大限の敬意を表しつつ、日本の有能なコンピュータ技術者がグーグル社に先行してネット検索技術を研究していたにもかかわらず、後発のグーグルがここまで急成長した要因の一つと思われる日米の法律の違いを分析する。さらに表現の自由やプライバシー等憲法学からグーグル社が提供するサービスについての法的諸問題を研究し、その解決策について検討していきたいと思う。以上。