言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

昨日も大いなる恵みの中で・・・

 もうすぐ卒業論文の指導登録(初回)締め切りだというのに、「全く内容がまとまらないし、指導登録用レポート(800~1000字)も手に付かないし、この内容でいくぞっ!という気持ちにもならないし、おまけに肉体的にもハードな毎日が続いているし・・・」という状態でした。

 ですが、この「卒業論文指導登録」が私にとって必要ならば、必ずその道が拓かれると信じて毎日を過ごしていました。

 その日が昨日だったようです・・・しかも、「まさか、こんな切り口で、私が精魂込めて書き上げたいと思うような卒論の内容がまとまり、指導登録用レポートの下書きが約20分、しかも電車の中で一気に書きあがるとは・・・」

 きっかけは、卒論のことなど全く考えていなかったランチ前のある出来事を目撃したところからでした。

 昨日ランチをともにさせていただいた方は、ランチ前に、その方にとってもうあえて購入する必要の無いともいえる書籍を、おそらく「さらに深く勉学を追求するため」でしょうが、潔く購入していたお姿を拝見し、「すごい人だっ!」と思いました。

 とともに、このような勉学に捧げる潔さが私の目の前に示されたということは、神様からの私自身への警告メッセージ(「おまえも潔く購入せよ」)と思いました。

 そうはいってもさっぱりピンとこない私は、「さて私はなにを購入すればよいのか・・・」と思いました。

 ランチ後その方とお別れしてから、さきほどの書籍販売コーナーへ何気なく足を運んだところ、真っ先に目に入ったのが「レポート・卒論のテーマの決め方(慶應義塾大学出版会、2005年)。ところが、軽く2,3ページを覗かせていただいたのですが、いまさらあえて買いたいと思うほどの内容には思えず一旦その場所を去りました。

 それでも、「いやいや、これはこの書籍を購入せよという警告なのだから、自分の思いで決めるのではなく素直に従おう」と、再びその場に戻りその書籍を購入しました。

 帰りの電車の中・・・思いがけずすいていたので座ったところ一気に疲れがでたのか、うとうとと数分間眠っていました。ふっと目を覚ますと、なんと目の前にどうみても90歳近いおばあちゃんが立っているではないか・・・「すみません!、眠っていたので気づきませんでした。どうぞ、どうぞお座りください!」(こんなおばあちゃんを立たせてしまい、なんとも気まずいなあ~)

 ところが、とても品の良いそのおばあちゃんが、降車時わざわざ私のところにおいでになり曰く「どうもありがとう。すぐおりるとはいえ、座れたら楽でございましたよ・・・」と。脱帽!

 これで一気に目が覚めて上記書籍を真剣に読み始めたら、目からうろこが落ちました・・・なんとあれだけ頭の中が整理されず、書きたい事も全くまとまっていなかった卒論の内容がでてくる、でてくる・・・

 こういう驚きの出来事が単発的であれば、「偶然だよね~」の一言かもしれませんが、私の場合はテーマや具合の大小は異なれど毎日のように起きています。神様からの大いなる恵みに感謝する毎日です。

 それとともに、ランチをご一緒させていただいた方に心より感謝いたします。その方にとっては特別なことではない行為かもしれませんが、私にとっては卒業を左右する出来事になりました。。。こんな想いはお会いしてもうまく説明できないです。その方に、神様からのますますの大いなる恵みがありますよう毎日祈ります。

 それと、品のいいおばあちゃま、たぶん二度とお会いすることはないとは思いますが、本当に「あなたの愛情溢れる一言に救われました。ありがとうございました!」

 クリスチャンになる以前、とんでもないトラブルに遭遇し、本当に現実逃避していた毎日が続いたときがありました。そんなある日地下鉄ホームにぼーっと立っていたら、見知らぬ人が私の目の前を通り過ぎるときに曰く「逃げ回ってもだめ・・・」。「はあ????今のは誰、何だったの?でもそうだよな、よし逃げずに問題に真正面から取り組もう!」という決断を下し、切った貼ったのハードな毎日の後、なんとかそのトラブルがおさまったという経験をしたことを、たった今思い出しました。今思えば、「トラブルからの脱出の道が示されていた」のですね・・・


 ”No temptation has seized you except what is common to man.

 And God is faithful; he will not let you be tempted beyond what you can bear.

 But when you are tempted, he will also provide a way out so that you can stand up under it.

(1 Corinthians 10:13)

『あなたがたの会った試練はみな人の知らないようなものではありません。

 神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。

 むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。』