現在、ちょっとした昼休みです。
仕事では、グーグルをベースにしたシステムの研究開発中です。米国グーグルが先行開発している各種プラットフォームをベースにシステム設計中です。
個人的な研究では、「インターネット検索と言論(表現)の自由」と題して、グーグルに関する法的諸問題を研究中です。
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「ステイト・アクションの法理(日本:私人間効力/ドイツ:第三者効力)」
という三つの視点から、本研究を続けています。グーグル社が「便利で性能の良いネット検索関連サービス提供会社」ではなく、巨大な権力を持ちつつあることについて注目しています。また、グーグルの開発力とスピードは、これまでのコンピュータ関連企業には見られないほど優れていると思います。
「つまりグーグルは、アテンションエコノミーをつかさどる司祭となっているのである。司祭グーグルが人々の人間関係から情報の流通まですべてを取り仕切り、人々は自分の興味対象やほしいものをグーグル経由で探し出し、見つけ、購入する。人々は気づかないうちに、グーグルの支配するある種の宗教的な空間への取り込まれていくのだ。」
(佐々木俊尚『グーグルGoogle―既存のビジネスを破壊する』202頁より)
「グーグルがすべてのデータベースを支配し、人々の情報やコンテンツのやりとりをつかさどるようになってしまうと、グーグルは巨大な社会的基盤(インフラ)と化す。それはつまり、きわめて公的な機関になっていくということでもある。」
(佐々木俊尚『グーグルGoogle―既存のビジネスを破壊する』211頁より)
「コンピュータシステム開発」と、「法学部の学士論文」は、一見関係の無い取り組みのようですが、これを同じグーグルというテーマで、しかも同時に取り組むことになっているのも何かの導きと思って、着実にがんばっていきたいと思います。
ところで話は変わりますが、昨日は妻が子どもをつれて青山の「子どもの城」にいってきたようです。すぐ近くに国連大学があり、そちらでいただいてきたパンフレットをみましたが、世界規模で考えたらなんと日本は恵まれた状況にあるか・・・ということを実感しました。少なからず自分の思い通りにならない人生ではありますが、もっと自分の今の生活に感謝しなければならないと思いました。
●国連大学
http://www.unu.edu/hq/Japanese/index-j.htm
グーグルに関係したシステム開発と法学部生としての研究論文を作成していて思うのですが、グーグルの素晴らしさをこういった世界にも生かすことができるような、そんな前向きなコンピュータシステムと研究論文を作ることができれば嬉しいです。
Then Peter came to Jesus and asked,
"Lord, how many times shall I forgive my brother when he sins against me? Up to seven times?"
Jesus answered, "I tell you, not seven times, but seventy-seven times."
(Matthew 18:21-22)
「主よ。兄弟が私に対して罪を犯したばあい、何度まで赦すべきでしょうか。七度まででしょうか。」
イエスは言われた「七度まで、などとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでといいます」