不動産バブル
東京は、ものすごい不動産バブルですね・・・。
不動産ファンドなどの要因で、土地の値段が「花マル急上昇」しています。アンビリーバブル!!
それにあわせて、
・不動産ファンド業界の求人・提示年俸も「急上昇!!」
・不動産ファンド業界へ転職させるヘッドハンター・人材紹介会社の数も「急上昇!!」
・分譲マンション価格も「急上昇!!」
・・・「こんな調子で、大丈夫ですかあ???」と尋ねると
・・・「あと2,3年というかそろそろ終りかなあ・・・でもノルマあるから、今のうちにイケイケドンドン!!」
本日の朝日新聞朝刊でもオ―プンにしている話ですが、都心の新築物件については売り物を減らしているようです。金利上昇にあせった方がじゃんじゃん買いにくるから、もうちょっと売り渋りして近郊の既存在庫物件を売ってしまおうということなんですかね、たぶん。人気の都心新築物件が品薄であれば、価格はそのうちアップするんですし。
・・・「だって今買わないと銀行の金利が上がっちゃうでしょ、今のうちに急いでマイホームのマンション買わないと!!」
というお客様の相談を受けること多々。このマンションがこんな値段するんですかあ???まあ需要と供給のバランスで市場価格が決まるんですから、いたしかたないですが。
「平成初期の不動産バブルの時」と似ています?」
・・・もっとすごかったでしょうねえ~
そのためか、次のようにおっしゃいます。
「不動産バブルだったあの頃とは違います!今は
将来の含み益を精査した不動産価格ですから!?」
・・・ていう声をあちこちでききますが、本当でしょうかねえ???
「2000年頃の『ITバブルの頃』と似ています?」
・・・金融機関さんやベンチャーキャピタルさんが、当時次のように同じ事をおっしゃっていました・・
「かつての不動産バブルとは違って、IT業界は
将来の含み益を精査した企業価値ですから!?」
しかし本音もポロリ・・・
「投資、融資をバンバンしないと、
ノルマを達成できないんですよ!?」
「全く同じ時代・ビジネス環境・ビジネス内容」ではないのですから、確かに「あの頃とは違う」のかもしれませんが、多くのファンド会社やヘッドハンター・人材紹介会社、そして多くの転職者や投資家さんが、数年先に一掃されないことを祈ります。