不動産投資、マイホーム購入の心得 VOL.2
2.どうしても必要ですか?
不動産ファンド担当者のように、仕入ノルマを達成しないと「明日の自分の席がなくなる」場合が多々ある方と違い、大抵一般個人の方は「いつまでに、何かを絶対しなければならない」ということはないように思います。マイホーム購入をお考えの方にしても、「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んで不動産投資に興味を持った方にしても、まずは慎重にお考え下さい。
あたりまえのことなのですが、どうやらあたりまえになっていないようです。
しかも、
「物欲・金銭欲バリバリむき出しの方」
よりも、
「私たち不動産会社担当者より数段賢いお客様」
「普段は物欲・金銭欲とは無縁に、つつましく暮らしていらっしゃるお客様」
が、なぜか、
「お金」「不動産(資産)」を目の前にすると、冷静でなくなる
ように思います。
「新築物件」「魅力的に思える不動産投資案件」に一目ぼれしすぎて、
(1)主に物件価値や家庭の将来収入面への検証が甘く、後で取り返しがつかなくなった
(2)収入と借り入れ金返済のバランスシートにみあわない値段でオファーしてしまった
ということになり、結果的に借り入れ金を返済できず、差押え競売になってしまった方も多々いらっしゃいます。ですが、特別不思議なことではないです、人間ですから。失敗は誰にでもあるのですし。
問題は、そこからです。
そういった賢い方々ですから、なかなか「大変な状況を相談できる相手がいない」ことです。それはそうですよね、「自分の恥をさらす」ようなことですから。そのためますます悪い方向へ進んでしまう場合も多々・・・「医者・弁護士・不動産屋」を知り合いに持とうとは良くいったものです。どなたかお知り合いあるいはそのお知り合いのご友人に、信頼のおける「不動産投資エージェント」はいらっしゃいませんか?