今日は、次の２冊を読んでいました。
●キャス・サンスティーン著・石川幸憲訳『インターネットは民主主義の敵か』2003年、毎日新聞社
●ジョン・バッテル著・中谷和男訳『ザ・サーチ グーグルが世界を変えた』2006年、日系ＢＰ社
サンスティーン氏は著名な米国憲法学者で、現在はシカゴ大学ロースクール教授です。
ジョン・バッテル氏のこの本には、興味深いことがたくさん書かれていました。そもそも・・・
「”どうして検索の本など書いているんだい、なぜか分からないな”と親友たちはことあるごとに、わたしに尋ねた。ビジネス書としてグーグルを取りあげるならまだ理解できるけど。創業者のラリー･ペイジやサーゲイ・ブリンと長時間ひざを交えてインタビューして、ビジネスマン向けに出世物語でもまとめたほうがいいと思うよ」（『ザ・サーチ グーグルが世界を変えた』16頁）
グーグル社が、単なる便利な検索ツール提供会社にはとどまらない巨大なパワーを持ちつつあり、将来のわれわれの社会に多大な影響を与える存在となることについていち早く着目し、それを分かりやすくまとめている点についてとても好印象を持ちました。
ところで早いもので今年もいよいよ最後となりましたね。この一年を振り返りますと、昨年12月31日のブログと全く同じ感想を持っています。皆さんに本当に感謝します。では皆様良いお年を！
●2006年12月31日のブログ
「すこやかな時も病める時も (Mr. Robertson McQuilkin著)」
http://blogs.yahoo.co.jp/kmdbn347/archive/2006/12/31
”Rejoice in the Lord always.”
「いつも主にあって喜びなさい」 （ピリピ４：４）
