今朝通勤電車から降りる際、扉が開いたとたん、誰一人としてまだ降りていないのに、「空席を探してわれ先と乗り込んできた」定年に近いと思われる年齢のサラリーマンがいました。
その様子をじっーっと目で追っていた少年の、その表情がとても印象的でした。
「なんだこの大人は？いったい、この日本はどうなっちゃってるの？？？」
犯罪の低年齢化が進む中、その子供を育てた親がワルイ！、だれそれがワルイってききます。たしかにそういう部分は否定しませんが、その「今の親を育てた親」が存在していて、「その親世代」が創ってきたのが「今の親世代」であり、「この日本」なんですよね～。
戦後の荒廃期から今の日本を作ってきた世代がいるから、今の私たちやその子供がこうして暮すことができるのも事実です。その過程で、「勝てば官軍」「他人を押しのけ踏みつけないと、自分が生き残れなかった」という人たちもたくさんいるのだと思います。仕方ないといえば仕方ないですが・・・
その弊害が糖尿病のように慢性化した一部親の親（おじいちゃん・おばあちゃん）世代や、今の親世代の行動をみて、なんの不思議も感じず、同じようにわれ先と乗り込む小学生もよくみかけます。
いくら大人が立派なことを言っても、「ネットなどからの情報収集力が強く、それなりに賢い」今の子供にとっては、「笑い事」になることも少なくないでしょうし。
「いったい今の日本の少年少女は、何を尊敬し、何を軸に生きていけばよいんですかね～」
それが無いと、けっこういろいろときついかもしれません。親が、先生が、大人が手本になれないのに、「親や先生や大人の言う事をきけっ！」っていわれても困っちゃいますよね、確かに。
私たち家族は、Bibleを軸に生き始めていますし、子供にもそのように教えはじめてはいます。
