言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

コミュニケーションの回復

 昨日も嬉しいことに教会に集うことができ、さまざまなことを学ぶことができた感謝の日となりました。主な題材は、「神とのコミュニケーションの回復」であり、ただ単に神に対して願い事を一方的に祈るのではなく、「今、行くべきでしょうか、このことはどうすべきでしょうか?」と親しいコミュニケーションをしましょうというようなことを教えていただきました。

 これは、神とのコミュニケーションにだけいえるのではなく、親子の関係にも該当するとのことでした。親が子に一方的に命令したり注意したりしていると、徐々に子供は親に話しをしなくなり、コミュニケーションが成立しなくなるため、「子供の考えていることが、さっぱりわからない」という状態に陥るようです。これは、子供の話を親が「聞く世界」がないからのようでした。

 ということは、コミュニケーションの大切さは、神と人、親子間に限らず、職場の同僚間、上司・部下の間・・・というように、厳密に言えばそれぞれ異なる関係であるとは思いますが、そういった関係にも当てはまるように思いました。

 確かに、私自身も、特に、20~30代のときは、コミュニケーションということについては、複雑な心持ちをしていたように記憶しています。目上の人や職場の上司から、

 「学生と違い、社会人としてビジネスに臨む場合はXXXの発想が重要」
といわれると、

 「ああ、これは、『ユダヤの商法』のあのあたりに書いていたことの横流しだな~」

と思い半ばあきれるものの、

 「得意気に話している目上の人のプライドを、人前で傷つけることはだめ・・・って△△△に書いてあったしな~」
        ↓↓↓
 「そもそも『ユダヤの商法』の問題点を指摘しても、退屈な返答しかかえってこないだろうから時間がもったいないしね~」
        ↓↓↓
 「ここは、知らないフリをして、上司からみて良い子にみせておこう」

というような心境だったように記憶しています。

 田んぼに囲まれ、今頃の季節は豪雪の影響によりミニスキーで通学しなければならない地方で生まれ育った私ですら、10代のときから『ユダヤの商法』のようなビジネス本を読んでいたのですから、インターネットや多チャンネルTV等の普及により膨大な情報を入手している現代の青少年の知的レベルは、今の私を超えている場合も少なくないと思います。

 私自身を反面教師としながら、子供や職場関係の方々などの「話を聞く世界」を保つためにも、小さなコミュニケーションでもできる限り大切にしていきたいと思います。


"Whoever can be trusted with very little can also be trusted with much,
and whoever is dishonest with very little will also be dishonest with much.”
(Luke 16:10)

「小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、
小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。」