言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

今日も、できる範囲で・・・。

 昨日、千葉通信三田会より総会・新塾員歓迎会のお知らせをいただきました。卒業してからも、さまざまな形で人的ネットワークが構築されているのですね。なにもなければ本日にでも参加する旨のご回答をするのですが、諸般の事情があるため、いましばらく保留にしたいと思います。


※本日のボイストレーニング(38日目)
・V字腹筋 50回
・背筋 50回
・腕立て伏せ30回(最近は20→30回に増やしています。)


 たがだか一ヶ月ちょっとトレーニングしたくらいでは、奥の深い音楽の世界の一端すら感じることができていませんし、専門家からすれば全くテーブルにのらない実力ではあります。しかしながら、法律や英語と同様に日々トレーニングできる機会が与えられていることに感謝するとともに、他人と競争する必要がないので、決して他人と比べることなくできることを継続していきたいと思います。

「The Bible warns us never to compare ourselves with others: "Do your own work well, and then you will have something to be proud of. But don't compare yourself with others."(Rick Warren『The Purpose Driven Life』253)」

 自分の(そこそこの)成功体験に固執はしませんが、私自身の実力や性格を背伸びせずに冷静に見つめると、なにかスペシャルな才能を持っているわけではなく、そこそこ自分で納得するレベルに到達するためには、何事も約2年かけて日々できることをコツコツ積み上げていくタイプのようです。

 昨夜ふと昔のことを思い出しました。当時身長が低かったこともあり、中学校では卓球部に所属しましたが、お遊びの延長でしかやっていない卓球を競技として取り組むことなど無謀でした。しかしながら、ちゃぶ台を冷蔵庫にくっつけて、いわゆる壁打ちを毎日ひたすらやりました。それはもう冷蔵庫がかわいそうなくらい・・・

 周囲の方々のご支援・ご指導もあって、約2年たってそこそこ満足のいく成績を収めるまでになることができました。なせかそこから、今度は高校・大学と陸上競技の道へと導かれていくのですが、やはり同じように最初は全くテーブルにのらないレベルなのですが、2年間の下積みを経てそこそこ自分では満足できるレベルまで到達させていただきました。

 では、それぞれの道でいわゆるトップアスリートになったかといいますと、論外のレベルです。しかしながら、他人に背伸びせず自分の力を冷静に判断し振り返れば、素晴らしい経験をさせていただきました。それとともに、せっかく応援してくださった方々の期待にお応えできないレベルで終わったともいえますから、大変申し訳なく思っています。

 40代になり数年たった最近では、「下積み期間はできるだけ短く」という意識よりも、「目的にあわせてそれなりに必要と思われる下積み期間」そのものを楽しみつつ、どうせ挑むなら「そこそこ」ではなくもう一段上にチャレンジできる力をつけることはできないものだろうか・・・と考えています。無理をすればチャレンジできなくはないものの、それが途中で頓挫したり、周囲や家庭に大きな迷惑をかけてしまうようなことがあっては大変です。「積極的にチャレンジする」ことと「無謀」は異なると思いますしね。

 いつ私のこの地上での人生がシャットダウンされるかわかりませんが、普通に判断すれば、私の一生の半分は終わっていて、マラソンでいえばすでに21K地点を過ぎ折り返しています。ですから、社会の片隅で細々と生かしていただいている私のような者でも、なにか周囲の方々にお役に立つことができることが一つでもできれば嬉しいと思い暮らしています。そうすれば、一年で365個程度、そういったことを積み重ねることができるのですからね。その分、無意識のうちに、一年で365個程度他人様にご迷惑を掛けているかもしれませんが。

 主の導きに感謝し、自分の欲得中心に生きることによる戒めを恐れつつ、できる限り丁寧に一日を過ごしてみたいと思います。

”The fear of the LORD is the beginning of knowledge”(Proverbs 1:7)
 「主を恐れることは知識の初めである。」(箴言1:7)