言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

直面する課題を一つ一つ丁寧に

 慶應大学法学部通信課程での学友が、続々と来春卒業予定が決定しているようですね。皆さん、境遇はさまざまですが本当に秀逸であり、日本の若い方々はポテンシャリティーに満ち溢れていると実感する次第です。そういった方々に見捨てられないように(笑)、私も法律関連の研究は今後も継続していきますので、よろしくお願いします。

 私の場合は、憲法の視座から福祉法体系、特に欧米の先進的な事例を研究していきたいと最近では思っています。しかしながら、実務的な視座を失ってしまっては、既に年老いたものの長年障害児教育の現場とむきあってきた母からのアドバイスである「障害は『個性』、『現場』を大切に」ということから乖離してしまう危険性もあります。

 慶應通信に入学する前から、(家庭や仕事とのバランスをとりつつ)将来、法律関係の大学院、できれば海外のロースクールで学ぶことをめざしてきましたが、上記にふさわしいと思われる行き先を今後探索してみたいと思います。

 それには欧米人と英語でディベートできるくらいの英語力を磨かないと、かりにペーパー上(TOEFL等)で入学に必要なスコアをとって入学できたとしても、入学後に苦労し挫折・中退するはめになってはいけませんね。

※ご参考)
米国滞在中に私をクリスチャンに導いてくださったデービッドさん
http://www.gvbc.info/testimony/testimony-apr2003-01.html
http://www.gvbc.info/testimony/testimony-may2003-01.html
http://www.gvbc.info/testimony/testimony-june2003-01.html

から以前教えていただいたことですが、ハーバード大学院で、英語の成績は決して悪くないものの、英語でディベートできないために卒業単位を取得できなかった日本人同級生がいらっしゃったとのことです。


 ですから、今年の残り半年で取り組むべきことがはっきりしてきたように思います。

 ところで仕事といえば、不動産競売や債務整理(主に過払い金返還請求による任意整理)の仕事に関係していますと、最近は次のようなことを実感します。


1.不動産競売に入札する一般個人の方が減少
民事執行法82条2項の規定により、競売物件でも住宅ローンや投資用ローンを利用した抵当権設定が可能ですが、金融機関が個人の方に貸し付けなくなってきているようですね。

2.債務整理ビジネスに参入する司法書士・弁護士の急増
※特に、回収した過払い金の20%くらいを成功報酬として得るビジネスを積極的に展開する司法書士が、地下鉄やJRの広告を席巻していますね。


 あくまで私見ですが、不動産競売も債務整理ビジネスもなくなりはしないものの、ピークはここ2,3年だと思われます。特に、過払い金回収の成功報酬目当てにこれから司法書士になろうとする方は、せっかく試験に合格しても、そういった債務整理ビジネスのプレーヤーが急増しており、かつ利息制限法を超える貸付がなくなってきています(いわゆる、ヤミ金融を除く)から、かなり厳しいビジネス環境であると思います。

 不動産ファンド業界が昨年から崩壊してしまったときもそうでしたが、3,4年前に、不動産ファンド担当者等とは「このビジネスは、もってあと2,3年」と水面下で会話していたものです。

 かといって、いきなり独立して司法書士の仕事ができるかというと、それで生活を成立たせるほどの実績と信頼がない場合は厳しいものがあります。では、どこかの司法書士事務所に居候させていただけるかというと、よっぽど資金力のある司法書士事務所でない限り、それも難しいですね。

 ましてや、これまでこうした債務整理ビジネスに参入しなかった弁護士事務所が、かなり積極的ですからなおさらです。弁護士数が増えたからでしょうか、あるいはシンプルに考えれば、弁護士事務所の経営を支える大きな稼ぎ頭の一つになりそうだからでしょうかね。

 
 過払い金回収ビジネスでそこそこ成功した司法書士は、過払い金回収ビジネスは一種の特需であり、競争相手(特に弁護士)の急増などビジネス局面の大きな変化を実感しており、次の一手を打ち始めていますね。


 昨日は、教会で聖歌隊のリーダーやボイストレーニングの先生から、貴重なご指導をいただきました。いきなり上手くなるわけではないので、一ヶ月前からはじめた自宅でのボイストレーニングをぼちぼち継続していきたいと思います。

 
 このように、当面やりたいこと、やるべきことがはっきり見えてきていますが、それはあくまで私の願望であり、それを実現するための(苦行ではない)楽しい過程ではありますが、それが実現されるべきことであるかは、今後の導きにじっと耳を傾けていきます。


”In his heart a man plans his course, but the LORD determines his steps.”
(Proverbs 16:9)

「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。」
箴言16:9)