法学部卒業ではない社会人の私は、国際不動産投資ビジネス等に精通する法律スペシャリストになるために、どのような道を選択するかについては約一年間悩み、検討しました。
結果的には、現在所持している不動産資格と同様に、日本と米国双方の弁護士資格を取得するのが、私にとってはベストと考えました。クロスボーダな国際社会となっていますので、商習慣や宗教観などベースとなる部分がそれぞれの国によって異なることから、せめて日米2ヶ国については精通したいと思っているからです。
取得する順番は、日本が先でも米国が先でも良いと思っています。予定通り単位が取得できないことが想定されている慶應義塾大学の通信教育課程ですので、今後の学習状況により柔軟に対応しようと思います。仮にいずれか一国のみしか取得できないかもしれませんが、それはそれでヨシとしたいと思います。
現時点の私は、日本の会社で働きながら日本や米国の法科大学院に入学することはできませんでしたので、まずは足元(土台)を固めるために、慶應義塾大学の法学部通信教育課程で法学士を取得することを選択しました。無事卒業した後に、日本の法科大学院を選択するのか、米国Law Schoolに入学しL.L.M (Master of Law) コースで学ぶ道を選択するのかは、まだわかりません。米国Law Schoolに入学するには、TOEFL620点位(TOEICに換算すると950点前後くらいになるのでしょうか・・・)のスコアは必須のようですから、決して楽な道ではありませんね・・・(苦笑)
いずれにしても、通学課程であろうが通信教育課程であろうが、日本であろうが米国であろうが、「慶應義塾大学の精神に則った」将来の方向性を見据えた上で、まずは目の前の学習を一歩一歩進めていきたいと思います。