私にとって何が幸いするかわからないものです。
債権総論レポ課題のもう一問について再度レポートを提出することになったために取り寄せた参考文献を使って、「債権総論をさらに深く勉強する機会」と「債権各論の充実した勉強の機会」が与えられています。
2007年債権各論レポート課題は次の2問です。これは何回再提出すれば合格できるのでしょうか、私にとっては本当に難しい課題です。
1.売買、請負、贈与、使用貸借の4つの契約について、担保責任のレベル設定が、各契約のどのような法的性質と結びついているのかを考察し、さらに売買と請負については、規定の差異はどういう理由で生じているのかを考察しなさい。
2.使用者責任等、いわゆる特殊不法行為と呼ばれるものについて、民法709条の定める一般不法行為と要件がどのように異なっているのか、またどのような考え方でそういう相違のある規定が置かれているのかを考察しなさい。
大変ですが、こういう難題を乗り越えていくことで法律のスキルを高めることができると思えば、このレポートに取り組むことも楽しいです。
※現在勉強中の参考文献は以下の通りです。
(1)奥田昌道・安永正昭・池田真朗編『判例講義 民法供
(悠々社・2002)
(2)池田真朗編『新しい民法-現代語化の経緯と解説』
(有斐閣・2005)
(3)甲斐 道太郎・椿 寿夫・乾 昭三編『新民法概説(2) 債権 [第3版]』
(有斐閣双書・2005)
上記の他に、あと数冊取り寄せ中です。