最近は、国内外の不動産ファンド組入れ物件開発業務をメインで担当しています。
日本の案件の場合は、差押さえ物件を競売や任意売却で商品にするのが大半です。破産管財人弁護士との折衝が今後ますます増えそうです。こちら側も法律面で理論武装しつつ・・・
海外の案件の場合は、その現地に長年住んでいる親友の力をお借りしつつ、確固たるビジネス体制を構築した上で進めるようにしています。
１．つくばエクスプレス（TX)沿線の不動産
TXは開通一周年を迎えました。勤務地が近いこともあり、TX沿線を中心としたファンド組入れ不動産の開発業務は今後ますます増えそうです。現在は、柏の葉キャンパス駅前などで米国系大手物流ファンド会社やオリックスさんなどが先頭を走って開発しています。TX沿線の賃貸需要も、ますます右肩上がりですね。「２１世紀にくださったお年玉」と言って喜ぶ不動産会社もいるほどです。
２．韓国の不動産
日本でも活躍している外資系大手企業が、既に韓国Kリートへの上場を計画しているようです。韓国特有の商習慣がありますので、慎重に事をすすめています。
「現在この国は不動産バブルだから・・・」と、インターネットや新聞で掲載されている一般論をよく耳にします。そのような声が大きくなればなるほど、その隙間をぬって（といいますか水面下で）その国でビックビジネスにしている企業が少なからずいます。
そういえば約１０年前、「アメリカのように車でないと買い物がしにくい国と違って、駅前に店舗がたくさんあって便利な日本では、ネット通販は普及しない」と数多く方がおっしゃっていました。
結果は・・・
家電量販のネット通販トップであるヨドバシカメラさんのネット通販のみの年間売上が、既に３００億円をこえていらっしゃるとか。ヨドバシカメラさんの駅前店（超大型店を除く）一店舗の年間売上と、ネット店の年間売上が遜色ないくらいと想定します。
