あまり書きたいことではないですが、杭基礎の杭が今回の大地震で折れている建物があるようです。
地盤がやわらかい場所や埋立地に建築された高層マンションは、60m級の杭を基礎として打っている可能性がありますが、今後も同程度の地震が発生するとすれば決して安全とはいえないかもしれません。
高層建築物の建築現場をみたことがある方であればおわかりだと思いますが、太くて長い杭がたくさん打たれている様子をみると、基礎には問題がなくなったように感じると思います。
ところが、地球規模ですと、杭はシャープペンシルの芯どころか、髪の毛の太さより細いかもしれません。
さらに、長い箸と短い箸をそれぞれ真ん中で二つに折る場合どちらが大変であるかをイメージすれば、長い杭ほど大地震の場合折れる可能性が高くなるかもしれません。
比較的地盤が固いところで、かつ土地コストが高いところでは、杭にお金を掛けすぎると建築コストに跳ね返りますから、そこまでの杭を打っていないかもしれません。
そうはいっても、今後日本列島のどこのエリアに不動産投資をするなりマイホームを購入するとしても、安全が確証されることは困難でしょう。
”Trust in the LORD with all your heart and lean not on your own understanding”(Proverbs 3:5)
「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな」(箴言3:5)