新しい流動化・証券化ヴィークル（入学申込時のレポート作成に活用）
『新しい流動化・証券化ヴィークルの基礎と実務』
-新会社法制における日本版LLC（合同会社）を中心に-
今春、amazon.co.jpから購入して勉強を続けていました。新会社法により有限会社が設立できなくなりましたので、その代わりとなるヴィークルについて勉強するのが目的でした。とてもわかりやすく、素晴らしい本だと思いました。さすが、中間法人の活用を提唱した著者だけありますね。ファンド関係の方にはおすすめです。
不動産ファンド会社の多くは今後海外進出を予定しているようですし、まだまだ海外投資家が日本の不動産を購入予定のようです。不動産投資エージェントとして国際取引に精通するために、慶應義塾大学法学部通信教育課程に編入して、国際商取引に関する法律を勉強したいと思っています。先日入学申込手続きを終えたのですが、その際に提出を求められたレポートでも、上記書籍に記載の内容について論じさせていただきました。
資産流動化・証券化ビジネスに携わりはじめたのは、2001年ロス・アンゼルスに渡米して米国不動産取引資格を取得した後、米国NAREITホームページの一部を翻訳させていただいたのがはじまりでした。その頃よく耳にしていた米国大手不動産ファンドのうち数社が、日本の不動産投資市場でも主役になっています。
