ロナルド・ドゥウォーキン(Ronald Dworkin)先生の提唱する「「切り札」としての人権を勉強中です。
文献は『権利論〔増補版〕』木鐸社、2003年 です。
難しいです、やはり(苦笑)・・・しかし、あきらめずにがんばります。
人権については、さらに、以下の文献でラストスパートを試みます。
・樋口先生の『国法学 人権言論〔補訂〕』有斐閣、2007年
・奥平先生の『憲法掘〃竫,保障する権利』有斐閣、1993年
なお、私人間効力論における国の基本権保護義務論については、小山先生の文献はもちろんのこと、小山先生と並んで頻繁にお名前が登場し、民法側からアプローチされておられる
山本敬三先生の『公序良俗論の再構成』有斐閣、2000年
を勉強し、さらには、小山先生の指導教授だったといわれる
田口精一先生の『基本権の理論』信山社、1996年
の再勉強を試みます。
小山先生がおっしゃる通り、私人間効力論は、本当に難しいです。別に他が簡単というわけではないです、もちろん。ですが、本当に難しいです・・・。間接適用説を再構成する、国の基本権保護義務論についてはとても興味が増していますが、とても短期間で学びきることができる内容ではなさそうです。
確かに、大学の三田旧図書館には、私人間効力論の一部である「ステイトアクションの法理」についての修士論文がありましたしね・・・。簡単ではないはずです・・・が、基本権保護義務論、魅力的ですね~。
仕事と勉強で忙殺されそうな勢いの中、溢れんばかりの恵みに包まれたご年配の方々の写真集を眼にすることができ、心を静めることができました。帰国してから、もう6年になるのですね。懐かしい・・・。
●先日9月14日にGVBCで開催された敬老愛餐会の写真集
http://www.gvbc.info/keiro/keiro-sep08.html
I give them eternal life, and they shall never perish;
no one can snatch them out of my hand. (John 10:28)
わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、
また、だれもわたしの手から、彼らを奪い去るようなことはありません。(ヨハネ 10章28節)