言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

「インターネット検索と表現の自由」の論文指導にむけて

 昨年夏よりできる範囲で一歩一歩進めてきました論文の章立てを検討しています。卒論指導申請をするにあたり、まずは大枠を固めている途中です。

 先日の法学慶友会勉強会で今春卒業予定の方に教えていただいたとおり、できる限り論点を絞ることを心がけています。今朝時点では、以下の章立てで申請しようと思っています。

第1章 「インターネット検索と表現の自由」の問題点とその背景
第2章 「表現の自由」の趣旨と定義
第3章 「表現の自由」の内容
第4章 「インターネット検索」による検閲に対する批判
第5章 「インターネット検索」への国家検閲に対する批判
第6章 「インターネット検索の表現の自由」と、「受け手側の表現の自由
第7章 「インターネット検索」の発達による「表現の自由」の再構成

 論文指導申請時に必要となる800~1000字の論文は、以下のようなこれまで学習した参考文献で指摘されている重要な点を自分の言葉で、いかに簡潔にわかりやすく表現できるか、が私の場合重要なハードルとなります。

 「今日では、表現の自由に対する重大な脅威は、政府の権力ではなく民間企業による情報の統制と操作であると言われている。」
(ジェレミー・ハリス・リプシュルツ (著)・尾内達也 (訳) 『インターネット時代の表現の自由』11頁)

 「抑圧され操作されたイデオロギーが、これこそは正統なりというレッテルをはって、諸媒体をつうじて、人びとの頭脳に注入されているとすれば、このほうが深刻であるといわなければならない。」
(奥平康弘『表現の自由 ― 現代における展開』154、155頁)

 心を静めて、一歩一歩論文を仕上げていきたいと思います。

 ”A gentle answer turns away wrath, but a harsh word stirs up anger.”(Proverbs 15:1)
「柔らかな答えは憤りを静める。しかし激しいことばは怒りを引き起こす」(箴言15・1)