言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

「原典中心主義」と「現場主義」を大切に・・・その1

 昨日は、民訴法夜間講義第6回目にて、主に「既判力」を勉強しました。三上先生がおっしゃるには、民訴法で最も重要な内容の一つとのことでした。お知り合いになったご年配の方がおっしゃるには、「三上先生の講義は分かりやすいですよ」とのことでしたが、私も本当にそう思います。

 三上先生は、現場でさまざまな事件をご担当されておられるようですが、その実例を時々織り交ぜながら講義してくださることもあり、私にとってもとてもわかりやすいです。三上先生のような素晴らしい先生に直接教えていただける機会が与えられただけで本当に感謝しています。「現場」って大切ですよね。
 
 「現場の大切さ」といえば、昨日から加藤久雄先生の『ポストゲノム社会の医事刑法入門』を勉強しはじめています。「はしがき」で「原典中心主義」「現場主義」を貫いてこられた先生の素晴らしさを学ぶことができました。

 『以上のように、本書の特徴は、正に筆者の研究の基本姿勢である「現場主義」(実際に論文の原著者を訪ねて、直接、教示を受けるか、施設を管見して「生きた」情報を中心に論述するという手法をいう。)』
(『ポストゲノム社会の医事刑法入門』はしがき(新訂版)より)

 そういえば、私自身も約20年前に「CAI(Computer Aided Instruction)による数学教育」というような、今思えばつたない学士論文を卒論で作成しました。応用数学や教育学など専門科目をもちろん勉強してはいましたが、やはり現場(5週間の教育実習)経験は論文作成に随分と役立っていたのだと思います(随分前の話ですから、詳細は忘れてしまいましたが・・・)

 さらに担当教授のご指導もあり、コンピュータを使った数学教育システムのプログラミングも自らしましたしね(といっても、たいそうなものではないです)。