自分中心による他人への愛か、他人中心による他人への愛か

　今日は、他人に示す愛が、自分中心によるものか、他人中心によるものかについて学ぶことができました。

　具体的には、自分の利益をもとに、他人に何かなすと、必ずつまずいてしまうということについてです。

　例えば、

「私がせっかくこういったことをしてあげたにも関わらず、あの人は・・・」

と心の中で当事者の人を悪く思ってしまうというようなことです。

　自分の欲望が自分を支配してしまったために、自分を愛することが中心になってしまいました。

　「自分ファーストで何が悪いの？」

という世の中になりつつあるように思いますが、どこかで行き詰まりはしませんでしょうか。

　貪欲さに支配されてしまい、気づいた時にはとりかえしのつかない地点にまで到達しないように、自分に対して注意して、よく警戒していたいと思いました。

　

Watch out! Be on your guard against all kinds of greed;
a man's life does not consist in the abundance of his possessions.　
(Luke 12:15)
　
どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。
なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。
(ルカ 12:15)