北島選手が、昨日の世界水泳200メートル平泳ぎでみせてくださった泳ぎは、先日の100メートルとは違い前半から世界記録を上回るスピードで突っ込んでいたこともありますが、気持ちが入って素晴らしかったですね。
世界のトップアスリートである北島選手ですから、ここ数年の状況を鑑みると、世界の競合に対してぬきん出ている状況ではないこともしっかりと理解しておられると思われます。
悔しさはあるでしょうけれども、来年のロンドン五輪にむけて、最高に近いレースであったかもしれません。
現実と課題もはっきりしたことから、とても価値のある銀メダルであることは間違いないでしょう。
100メートルのレース状況をみたスタッフの方も、なんとかしようと全力を尽くしたと思われます。
そういったスタッフにも感謝の意をしっかりと示すとともに、負けを潔く認めつつ現実と課題から逃げないところは、さすが世界一流のアスリートですね。
周囲以上に、ご本人がまだ見ぬ来年のロンドン五輪の結果を楽しみにしているかもしれません。
”For in this hope we were saved. But hope that is seen is no hope at all.
Who hopes for what he already has?
But if we hope for what we do not yet have, we wait for it patiently. ”
(Romans 8:24-25)
「私たちは、この望みによって救われているのです。目に見える望みは、望みではありません。
だれでも目で見ていることを、どうしてさらに望むでしょう。
もしまだ見ていないものを望んでいるのなら、私たちは、忍耐を持って熱心に待ちます。」
（ローマ８：２４－２５）
