言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

現代中国論

 夜間講義に参加してきました。私は法律学科なのですが、政治学科の科目である現代中国論を受講しました。とても興味深い講義内容で、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。

 中国を理解するには、建国前の歴史、北京五輪で50回以上流れた中国国歌の意味、そして実質的に日本における人権概念等のもととなったヨーロッパ、とくにローマ・カトリック教会の権力とその衰退が諸国に与えた影響を勉強する必要があるとのことでした。

 先生も、「中国論を勉強しにきたのに、ヨーロッパの話ですか???とは、どうぞ思わないでください。中国を知るには、必要なことです」

というようなことをおっしゃっていました。

 ここでも登場しました、ローマ・カトリック教会・・・まさか中国論の講義でも登場するとは思いませんでした。

 結局、日本のベースとなっている英米の法律・政治学を基礎付けているのが、ローマ・カトリックということになってしまうんでしょうかね。私は、慶應大学では「英米法+ヨーロッパ中世政治思想」を通じて勉強させていただきましたが、それが中国論でも生きるとは想定外でした。

 中国論といえば、所属する法学慶友会の今回の卒業生であられる中国論ご専門のNさんが、法学慶友会の講師派遣の内容を詳細に企画してくださっています。
http://8219.teacup.com/keiolaw/bbs/300

 どうやら、各人が現在抱えている課題(国際商取引業務、医療事故等について)を15分程度話し、それをゼミ形式で議論し、国際商取引法&英米法ご専門の西川先生が直接、国際法的な立場からコメントしてくださるとのことです。

 とても貴重な機会だと思いました。諸般のご事情によりご都合がつかない皆様のために、結果はこのブログでもご報告させていただきたいと思います。

 なお、私も発表の機会を頂戴できるようですので、

 「怪しい不動産ブローカー(笑)として、国際不動産取引業務の課題」

にするか、

 「卒業論文で論述している、外国系インターネット検索事業者の日本における法的諸問題(グーグル八分ストリートビューなど)」

にするか、今後選んでいきたいと思います。

 今夜は、電車の中で、Ronald Dworkin先生の『Taking Rights Seriously』と、小山先生の基本権保護義務論に対する他学者さんのご意見を勉強していました。

 「切り札としての人権」を勉強していたのですが、やはり原書にあたらないとだめだろうな・・・とあきらめましたので(笑)、翻訳本(『権利論』『権利論2』)の原書である上記文献を読み始めました。

 小山先生の基本権保護義務論、次回まとめていきたいと思います。結構批評にさらされているみたいですね。しかし、それは価値あることですよね。



Bear with each other and forgive whatever grievances you may have against one another. Forgive as the Lord forgave you.
And over all these virtues put on love, which binds them all together in perfect unity.
(Colossians 3:13-14)

互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦(ゆる)し合いなさい。
主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。
そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全なものです。
(コロサイ 3章 13-14節)