「債権総論」は、不動産ビジネスと金融ビジネスがますます融合してきている昨今、私が最も勉強したい分野の一つでした。「本格的に法律の専門分野に突入!」というのが、私の第一印象です。
テキストは、とてもわかりやすいと思いました。著者のすばらしいご配慮により、私のような法学初心者が法律の専門分野を学びはじめるための「学習ガイダンス」という章が、最後に設けられていました。
私は最初にその章を読んでから、第1章を学びはじめました。そのため、「難しい条文」と次々に遭遇して、あっという間に1ラウンドKO負けするようなことは避けられました(・・・ありがとうございます!)。逆にテキストを読み始めたら、あっという間に1章を読み終えました。ポケット六法を隣に置いて、勉強をするのが良いそうです。
・債権の内容と種類
・債権の効力(強制履行、債務不履行、損害賠償・・・)
・責任財産の保全(債権者代位権、詐欺行為取消権・・・)
・多数当事者の債権関係(分割債権・債務、連帯債務、保証債務・・・)
・債権関係の移転(債権譲渡・・・)
・債権の消滅(弁済、供託、相殺・・・)
上記学習内容については、実務を通じて大抵の内容に遭遇しているのですが、今一度基本に立ち返って法律の理論と応用とを系統的に学び足元を固めたいと思います。Bibleに書いてある、「砂の上ではなく岩の上に家を建て、きたるべき時に備えて足元を固めて過ごしましょう。」というような毎日を過ごせたら幸せです。