アメリカ滞在中に、約一週間位のボーイスカウト合宿を引率（副リーダーとして）することになってしまいました。
はずかしながら、私はボーイスカウトにそもそも参加したこともなければ、引率者が一体どんなことをするのかも知りませんでした。全く想定外の出来事でした。
合宿では、次のような体験をしました。たぶんもう二度とできないと思います（笑）
１．入所手続きの後、即水泳のテスト
平泳ぎ、バタフライ、クロール、背泳ぎ、人命救助のための横泳ぎ（？）というような種目を一人メドレーリレー（個人メドレーって言うんでしたか・・・）で行った記憶があります。なにせ何の準備もしていませんでしたので、最後の方ではへばってしまい溺れかかりました。「日本男児たるものの意地をみせるべく、最後までやりとげる！」という強い意志も最後には消えかかったころ、かろうじてゴールしました。これをパスした人には腕輪みたいなものがわたされ、それがないとこの合宿ではトレーニングするべき内容が限られてしまうようでした。
２．食事の前の忠誠宣誓（Pledge of Allegiance）
数百人参加した米国人および一部在米日本人の中で、たぶん私一人「なんですか、それ？？？」状態でした・・・（苦笑）
後でわかったのですが、アメリカの小学生なら誰でも暗唱すべきもので、次の内容です。
I pledge allegiance to the flag of the
United States of America
and to the Republic for which it stands,
one Nation under God,
indivisible, with liberty and justice for all.
３．「いざというとき」に備える各種トレーニング
ロープの結び方や救急などに限らず、まあよくこんなトレーニングをするなあと思うようなことをアレコレやりました。いつ軍隊に入隊してもおかしくない国ですから、心構えがしっかりしているのか、皆たくましくみえました。
４．実弾での射撃訓練（これは引率者のみ）
あたりまえのように銃を家庭に標準装備している国ですから、他の人は皆さん上手でした！
これまたおはずかしながら、実弾入りのライフル銃での射撃は初めての経験でした。最初はびびりましたよ～生命の危険を感じました。
「手元で暴発したらどうすんの！」という気持ち１００％・・・
５．真夏に砂ぼこりの中での風呂なしテント生活
夏でしたので、それはもう、言わずと知れた状態でして・・・
・・・その他いろいろありましたが、この引率は本当に貴重な経験でした。
