言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

電車中では私人間効力論、自宅では債権各論

 今日は池袋まで仕事の関係で出向いた関係で、行き帰りの電車の中では論文に関する勉強(私人間効力論)をしていました。

 私の論文は、「インターネット検索(主にグーグル社)」「表現の自由」「私人間効力(米国のステイト・アクションの法理/ドイツの第三者効力」の三本柱から成り立っています。一つ一つどれをとっても大切なので、一歩一歩勉強と研究を継続していきたいと思います。

 以前記載した記憶があるのですが、「私人間効力」のみについてだけでかなりのボリュームがあります。慶應大学三田キャンパスの旧図書館でさまざまな修士論文を閲覧したところ、「ステイト・アクションの法理」についてだけの修士論文が存在していたほどです。

 私人による人権侵害があった場合に、さてどうする・・・通説の「間接効力論」については基本書に記載されているとして、小山剛慶應大学法学部教授が提唱する「ドイツの基本権保護義務論」によると、「国の不作為」に着目して「国家は、他人の侵害から個人の基本権を保護するために積極的な措置をとらなければならない義務がある」ということのようです。

 ところが、小山説に反論する説もあり、また、そもそも私人間効力は認めないという説も有力のようです。特に私の論文の結論部でもありますから、私なりに、自説とそれに対する論拠を固めていきたいと思います。そのためには、まだまだ勉強と研究が足りません。

 債権各論は、もう一度基本からやり直しています。法学慶友会の尊敬する学友のKさんが「債権各論の合格レポを取れるぐらいの論理的文才を身につけなければ、卒論なんて書けないと厳しいM先生から云われているかもしれないと、M先生の優しさを感じている」とおっしゃっていました。この発言はなかなか出てきませんよね。この謙虚で真摯な学習態度は本当に素晴らしい!

 何事にも頭を垂れて、謙虚な態度で暮らしたいものです。私自身、悔い改める必要有りです。

 ”For whoever exalts himself will be humbled, and whoever humbles himself will be exalted.”
 「だれでも、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされます。」(マタイ23:12)