言い尽くせない感謝

自己啓発や聖書に関する事等掲載中。引用聖句:新改訳聖書©新日本聖書刊行会 英文聖句:New International Ver.

「憲法改正」:二十一世紀への責任として

 昼休み時間を使って、図書館から借りてきた

 憲法改正』(中央公論新社・2000)を読んでいます。

 数名の方が別々にお書きになった内容が、それぞれ記載されている本です。私は、その中でも、小林節慶應大学法学部教授(&法学博士&弁護士)記載の部分である

 「二十一世紀への責任として」

という章を勉強しています。慶應大学への「憲法」のレポート提出課題を仕上げるためにも勉強しています。私にとってはとても魅力的な内容の部分でしたので、おすそわけ的に一部抜粋させていただきます。

 憲法に限らず、法は原則として、「今日作られて明日以降に適用される」ものである。つまり、法は、未だ誰も見たことのない将来のために作られるものであるが、その制定作業を担う人間は神ならぬ不完全な存在であるために、経験上、必ず予測間違いは起きる。』

 「新・憲法」テキストで学習したように、日本国憲法は、「現代的人間観(人間の不完全性)」が前提となっているようです。

 『現代的人間観:倫理的であると同時に不倫で個性的(現実的):いわば神と悪魔の合の子である。』
(「新・憲法」テキストから抜粋)

 こういったことを前提に憲法を学ぶと一言でいっても、あまりにも膨大な学習範囲です。レポート課題である「日本国憲法の三大原理について説明しなさい。(4000字以内)」について論ずるといっても、さまざまな角度から突っ込むことができそうです。

 『世間に頓着するな、未来を見据えよ。今のための今ではなく、未来のための今』

という慶應義塾大学の精神に感銘を受けて入学申し込みをした私ですから、温故知新の精神は大切にしつつ、私の次、あるいはその次の世代の幸福を念頭に、「憲法改正」に触れながらレポートを仕上げていきたいと思います。

 法律初心者マークの私にとっては、どれ一つとっても簡単な勉強内容はありません。ですが、一歩一歩着実に仕上げていく過程で、「リーガルマインドを身に付けはじめた私」に将来出会うことができれば嬉しいですね。家族、とくに最愛の妻の支援に毎日感謝しつつ・・・「夫婦は一体」というBibleの教えを実感する毎日です。