エチオピア、パプアニューギニア、コンゴ・・・
大人の勝手な活動により犠牲になっている膨大な子供たちなどの難民のために、実際に救いの手を差し伸べている、教会の皆様の活動には頭がさがります。「キリスト教」という宗教的な視座のみで教会活動を判断していたかつての私にとっては、社会からあまり知られないところで「黙って」グローバルな奉仕活動を地道に継続しておられることに、当初は驚いたものです。
グローバルな働きとは、なにも企業人としての活動に限るものではないということを、あらためて実感しました。上記のような活動をする「羊の群れ」に加えていただいていることに感謝します。まだ私は何もしていないに等しいですけれど。
昨今のグローバルなファイナンシャル・クライシスの例のように、目の前のＰＣ画面にあるチャートをみて「ゴールデンクロスするから・・・」などと自己満足に浸っていると、どこか地球の遠いところから、想定外のパワーが働き、まるで巨大な津波か大地震のようになにかにガブリと飲み込まれてしまうかもしれません。
法律の研究に関しても、せっかくインターネットという現代が産んだ先端技術が手元で安価に利用できるのですから、グローバルな視座で検討していくことを忘れないように自戒します。
年末をめどに、Metzger教授の「民営化と憲法上の問題」についての文献の研究も一区切りつけたいと思います。仕事もラストスパートの時期に入りましたので、なにかと心が落ち着かないものですから、自己中心的な言動に走らないよう心を静めて丁寧に暮らしたいと思います。
”Come to me, all you who are weary and burdened, and I will give you rest. ”
(Matthew 11:28)
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。」（マタイ11:28）
