昨日は、教会で次のようなことを学ぶことができました。
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就職・昇進面接等で「私はこれだけのことをやってきた、誰にも負けないこんなことをやってきた・・・」など、自分を主張しなければいけなくなってきているのが現代である。そうでないと周囲から押しつぶされてしまったり、次のステップに進めなくなってきている。
しかし、それにより「変な自信」をどんどん持つようになり、心が高ぶることで、周囲の方々に対して高慢な態度をとったり、人をさげすんだりするようになる。その結果、上司・同僚・部下などとの人間関係がおかしくなったりすることで、かえってその人の評価が悪くなったりする。結局「私の人生とはいったい何だろう?」という疑問を持つようになってしまうようになる。
自分の業績、知恵、能力で、何かを成す事ができたと思ってはいけないが、いつの間にかそのように思うようになってしまう。それが「日々生きていく中でのよろしくない誘惑」である。
本来受けることのできない恵みの数々を神さまからいただけたことに、ただただ感謝して生きることが重要。「実るほどに頭を垂れる稲穂かな」という日本のことわざで言い換えてもよい。
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要するに、「まことの謙遜とはなんでしょうか」ということですね・・・。
一方、私は愚かなコレ↓↓↓ですからね、上記にはほど遠いです(苦笑)
http://www.gvbc.info/testimony/testimony-nakashima01.html
ところで、クリスチャン新聞(いのちのことば社発行)6月号に、人気のゴスペルシンガー、ハンナさんの特集が掲載されていました。
●ハンナさんのWebサイト
http://www.hannabunya.com/
ちなみに、ゴスペルといえば、かの有名なサッカーACミランのカカ選手が、「好きな曲はゴスペル」とおっしゃっています。カカ選手は同じプロテスタント系クリスチャンですが、クリスチャンに限らずゴスペルは世界中で愛されていますよね。
ハンナさんは、ジョージ・ワシントン大学大学院で安全保障学を学んだそうです。以下は、ハンナさんの心の移り変わりが分かりやすいように、クリスチャン新聞から一部抜粋して引用させていただきます。
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「セキュリティ・ポリシーを理論的に学びました。爆弾の数え方とか報復のシュミレーションとか・・・。要するに、平和とは何なのかを知りたかった。」
「親に頼るのがいやで、生活費を自分でまかなうために仕事と勉学を両立させた。人一倍の負けず嫌いの性格も重なって、結局自律神経を病む結果に。大学院終了後、就職をあきらめて帰国を余儀なくされる。」
「人生の目標を奪われたいら立ちや、自分に対する怒りと不本意感に苦しんだ。」
「平和の実現のために戦争の仕組みを知りたくて大学院で学んだ。でも、何より必要なのは全ての人が心の平安を得て、自分らしく賜物を活かして生きることでした。」
「自分を知り、相手を知ることがコミュニケーションの極意。そのことの意味を、彼女は今まの経験や苦しみを通じて、骨身にしみて知っている。
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では、どうすれば、「自分を知る」ことができるのでしょうか・・・という問いに対する解答も書かれていました。いろいろと勉強になりました。
いままで主に甲類(法律分野)から学んできましたが、乙類(政治学分野)を学ぶことで、甲類で学んだことをさらに「立体的」に学ぶことができるように思います。そういう相乗効果を生むので、慶應大学さんは、法学部に甲乙両類を置いておられるようですが、本当にその通りだと思います。
勉強できること自体に感謝しつつ、聖書や六法などの勉強を、いろいろな切り口から、できる範囲で一歩一歩進めていきたいと思います。
”Pride goes before destruction, a haughty spirit before a fall.” (Proverbs 16:18)
「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」(箴言 16:18)