70代後半の母より手紙が届いていました。自戒の意味を込めて、一部転載します。
『...”感謝する心”を持ち続けることは
人として大切なことはいうまでもありません。
あなたのモットウである「前進」は
私も生き方の基本だと思っていますし
そのためには人(他人)を思いやる心がなければ
一人よがりとちっとも変わらないことになります。
”自分に厳しく 人にはやさしく”
は私の母の口ぐせでしたが、今はとてもありがたい言葉。
なかなかうまくいかないことが多いけれど
座右の銘ともなっています...』
戦前生まれの母は、第二次大戦中の米国軍からの艦砲射撃を潜り抜けながらなんとか生き続けることができ、長年にわたり特殊学級(現在の特別支援学級)の教師をしていました。
英語の勉強が好きだったようですが、貧しくて英語の辞書が買えなかったとか・・・。そもそも戦時中は英語を勉強することは禁じられていたとのことですが。
毎日を「普通」に生きれることが、いかに「普通ではないことか」「ありがたいことか」についてよく語っていたような記憶があります。
”Honor your father and mother”(Ephesians 6:2)
『あなたの父と母を敬え。』