キリスト教会へ通い始めたきっかけ
「宗教なんでオレには無関係!男が宗教にすがるかよ!冗談よしてよ!」
「教会?、なんか献金してくれとか、信者になれとか、しつこくいわれるんじゃないの」
「カミサマ?、科学的にその存在を証明できるの?」
クリスチャンになった現在では恥ずかしい笑い話なのですが、5年前までは100%そう思っていました。そのわりには、何か苦しいことや困難なことがあれば、
「苦しい時の神頼み!」
をしていましたが・・・(苦笑)
上記のようにキリスト教とは無縁で、「プロテスタント」「カトリック」「モルモン教」「エホバの証人」の違いも全くわからなかった私が、キリスト教会(プロテスタント系バプテストチャーチ)へ通い始めたきっかけを、3点程掲載します。
1.故アイルトン・セナさん(F1レーサー)の存在
今振り返ればさかのぼること1990年代前半に、当時大好きだった故アイルトン・セナさん(F1レーサー)が聖書を持って、さっそうとF1サーキット場に登場している姿を見た時がはじまりかもしれません。
なにせ、セナさんを追っかけてドイツのホッケンハイムまで行った程です・・・(若かった!)Myアイドルのセナさんがいつも持っている「聖書」って何だろう?「おそらく世界NO.1のベストセラーと思われる聖書には何が書いてあるんだろう?」と当時思いました。日本でもホテルに宿泊すると、大抵聖書が置いてありますのでチラホラ眺めたものです。残念ながら、当時はまじめに読むこともありませんでした。なにやら物語みたいで、よくわからなかった記憶があります。
2.「モーセの十戒」というビデオ
2001年ロスに長期滞在しはじめたころ、クリスチャンではない友人が教えてくれました。
『日本が仏教社会のように、アメリカはキリスト教社会です。ですから契約書は、「神との契約」的な意味もあるんですよ。これからアメリカで仕事をすることを考えているのであれば、その根底にある「キリスト教の考え」を理解するのは大切なことです!』
と貴重なアドバイスを下さいました。その後その友人が見せてくださったのが、「モーセの十戒」というビデオでした。それをみて、アイルトン・セナさんが持っていた聖書のことも思い出し、キリスト教に少しだけ興味を持ち始めました。今でもその友人には、心より感謝しています!
3.故ジーン三好さん&デービッド三好さんの存在
生後半年の娘と妻を連れてはりきって渡米したものの、周囲に友人は上記の友人一人しかいませんでしたので、日常の話し相手もいないし、地理もわからない・・・そのような状況を見越してか、渡米時にお世話になった弁護士のデービッド三好さん(末尾ご参照)のお母様であられる故ジーン三好さんが「デビッド、ナカシマさんを教会へお連れしたら」と言ってくださったとのことです。デービッドさんから「教会へ一緒に行きませんか?私の母が教会へぜひいらっしゃってくださいと言っています」というようなお誘いの電話をいただいたので、「モーセの十戒」を見せてくださった友人に教会へ行くことを相談したら、
「教会へ行くと、いろんな人がいろんな援助をしてくれるし、知り合いも増えるのでとてもいいと思いますよ」
「献金はしなくてもいいんですよ。聖書を持っていかなくてもいいし、気軽に行ってみたら」
というような内容ですすめてくれたと思います。クリスチャンではない人が言うんだから、
「無理やり献金させられたり、信者にならないと帰してくれないということはないだろう」
と思いました。そもそもデービッドさんは、すばらしい実績をお持ちの国際ビジネスマンですのでお断りするのも大変失礼ですし、そのお母様からのお誘いということでもあったので、まことにまことに恐縮に思ったため、恐る恐るでしたが、
「ものは試しに、”教会とやら”に行ってみよう」
ということになりました。デービッドさんに連れられて行ったのが、現地で90年位の歴史のある
ガーデナ平原バプテスト教会でした。
http://www.gvbc.info/index.html
ご参考)デービッド三好さんが運営している国際法律事務所
http://www.global-law.org/J-Index.htm